日本の最南端・石垣島に島藍農園はあります。
石垣島の恵まれた自然の中で化学肥料や除草剤など使わない土作りをし、藍染の原料となる八重山藍「ナンバンコマツナギ(南蛮駒繋)」を自然のエネルギーいっぱい愛情いっぱいに育て、収穫、発酵、染料作り、染めから製品開発までを一貫して手づくりで行っています。そんなスローな藍染を「島藍」と名づけました。

八重山藍「ナンバンコマツナギ」から青・紺を、フクギ(福木)の皮から橙を。
島の自然から採り出した色で、島の自然を表現しています。
時間をかけて丁寧に染めあげた帆布を、ナチュラルでカジュアルな製品にしました。

私たちの創作は、日本では石垣島が北限といわれるナンバンコマツナギの栽培から始まります。
古くから八重山諸島だけで用いられてきた島ならではの素材を、さらに魅力溢れるものにしたいという思いから、島の藍をより身近に感じ、より知るためにも、自らの手により栽培することへのこだわりが生まれました。

収穫したナンバンコマツナギの枝葉を約20時間水に漬け込み、枝葉を取り除いた液に消石灰を入れ攪拌します。始めは青い泡が溢れんばかりに立ちますが、しだいにその青は液中に混ざっていきます。しばらくすると底にできる沈殿物が、沈殿藍と呼ばれる藍の原料なのです。その沈殿藍を主に、木灰と石灰、栄養源として小麦粉や米糠、蜂蜜などを入れて時間をかけて醗酵させ染液を作るのです。
ナンバンコマツナギの栽培はもちろん、加熱することなく植物から色素を採り出す手法や、常温で染液を醗酵させることができる環境は、石垣島ならではの自然環境のなせるものです。土地の理に適った大切な技術を後世にも残していきたい強い思いと同時に、薬品類を使用せず、残液残渣等を土に返し土の力に変える事により、この恵まれた自然環境を守り共に生かしてもらうことにつなげたいと思います。手間ひまかけて行うこの作業は、そのために持ち続けたいこだわりなのです。

藍染めと言うと、伝統的工芸品や民芸品としての印象が強く、アパレル雑貨商品としては「渋い」「古い」といったようなイメージにつながるものが多いようです。そんなイメージを払拭するべく、現代のライフスタイルの中で必要とされるモノを創ることを第一に心がけています。島藍が常に必要とされ続けるものであるために、常に進化していくことにこだわり続けたいと思います。

ナンバンコマツナギは、南米が原産地といわれ、現在は東南アジア・インドネシア・インドなどに幅広く分布するマメ科の木藍の一種で、古くに八重山諸島に伝わってきた、外来の藍植物です。
四国の蓼藍から作られる「すくも」とは異なり、「沈殿藍」と呼ばれる原料に加工します。「沈殿藍」は植物から藍色素を抽出する手法で、より純度の高い青色を染めることができるのが特徴です。

クリエイターズ ショルダーバッグ

クリエイターズ ショルダーバッグ

丁寧に染め上げた帆布を、贅沢に使った縦縞の配色で仕立てるこのバッグは、shimaaiの代表作とも言えるアイテムですが、染色部分にオリジナルのワックスコーティングを施したり、ヌメ革のパーツを取り付けたりと、手間暇かけて仕上げる為、限定の受注生産となっています。 各素材の存在感と個性が調和したこのバッグは、お気に入りのデニムのように、経年変化をお楽しみ頂き、きっと愛着のあるアイテムになるでしょう。

島藍木玉

島藍で染め上げた木玉の色は「思う色」。自然の色合いの変化を楽しみながら、日々の様々な思いをこの色に込めて…





リネンストール

イタリアのリニフィチオ社製のリネン糸を、国内の機屋さんが織り上げた、上質な生地を丁寧に一点一点染め上げました。重ねる毎に色が深くなる藍の特徴を活かし染め上げた「グラデーション」は、たくさんの青色を閉じ込めた贅沢な布になり、緯糸にのみ黒いリネン糸を使い織り上げた布を、更に藍で深く染め重ねた「オーバーダイ」は、吸い込まれるように深く渋い色の、魅力的な布になりました。shimaaiアイテムの中では、老若男女問わず愛される逸品です。


URIZUN

オーガニックコットンの糸を、島藍と福木で染め上げ、島の職人の手により織り上がる至高の布。shimaaiのカラーリングが映えるのは、緯糸にリネン糸を織り込んだ「BASIC linen」。柔らかく優しい肌触りの「gaze」は100%オーガニックコットン。二つとも軽く爽やかな優しい布で、幅広いスタイルにも、素敵で個性的に飾ってくれます。